マップ上の

をクリック!

        • 20µm
        • 0.5µm
          • 30µm
          • 20µm
          • 300µm

          分野・カテゴリ

          技術

          製品名/シリーズ名

          機能・役割

          製薬
          X線回折

          医薬品の原薬は温度や湿度等の影響で、同一の組成であっても結晶形が変化することがあります。それぞれの結晶多形ごとに溶解度や体内への吸収速度が異なることから、医薬品の開発、製造においては結晶多形を区別し、定量することが必要になります。X線回折により、被検試料がどの結晶構造に帰属するかを調べることができます。

          蛍光X線

          患者が服用する医薬品の安全性を確保するため、不純物の元素を管理する必要があります。蛍光X線分析は不純物元素の管理に役立っています。

          製剤
          CT

          お薬が早く効く、遅く効く(即効性・遅効性)、長く効く(徐放性)などは製剤設計で決められます。X線CTでは主に顆粒剤、錠剤、およびカプセル内部のひび割れ(キャッピング)、空隙、コーティングの不均一性または剥離、相変化などの内部構造を検査、管理に用いられます。欠陥をなくすことで効能を最大限に引き出し、副作用を防止します。

          熱分析

          熱分析装置では医薬品を加熱した際に見られる重量変化やエネルギー変化、発生ガスを測定することが可能です。主成分量が異なる医薬品同士を比較する、医薬品の安定した形状を調査するといった場面で役に立ちます。

          製薬
          携帯型ラマン

          医薬品の製造現場では、原料に間違いがないか、入荷時にすべての原料を確認する必要があります。携帯型ラマン分光計を使用すことで、ポリ容器、ガラスビンなど入荷した状態のまま内容物を測定することが出来るので汚染の心配がありません。

          動物病院
          CT

          小型動物を生きたまま骨格や内部器官の観察ができます。創薬開発における安全性試験や薬効薬理試験など、人の疾病の治療や予防につながる貴重な研究に役立ちます。近年ではCOVID-19の研究などに大いに貢献しています。

          生体由来摘出試料
          CT

          骨、歯、摘出臓器など生き物のさらに微細な構造を観察することで、より多くの人の疾病の治療や予防などの健康につながる貴重な研究に役立ちます。

            • 20µm

                  分野・カテゴリ

                  技術

                  製品名/シリーズ名

                  機能・役割

                  ウェーハ
                  X線回折

                  半導体をX線回折で測定し材料の結晶の状態や品質を調べることで、半導体の性能の向上や製造方法の改善につながります。

                  蛍光X線

                  半導体製造プロセスにおいて、目的の材料特性を得るため、成膜した膜の塗布量を管理する必要があります。WDXRF(波長分散型蛍光X線分析)は分解能が高く、あらゆる半導体材料の成膜評価を行うことができます。

                  蛍光X線

                  半導体製造プロセスにおけるウェーハの汚染は、歩留まりを悪くする要因の一つです。TXRF(全反射蛍光X線分析)シリーズでは、ウェーハの表面を高速に汚染スクリーニングをすることが可能です。

                  電子部品
                  熱分析

                  電子基板に用いられているエポキシ樹脂やセラミックス、鉛フリーはんだなどの熱的特性(融点、膨張率、ガラス転移)を評価するために熱分析装置が用いられています。適切な材料選定や配合、及び製作工程へのフィードバックに役立ちます。

                  CT

                  動かなくなった電化製品の故障原因をつきとめるためには製品を細かく分解、切断する必要がありますが、X線CTでは「非破壊」でその原因を特定、製造工程にフィードバックすることで不良の再発を防ぐことが可能です。製造工程の中にX線CT検査を取り入れることで製品の合否判定に用いられることも増えています。

                  蛍光X線

                  電気機器の分野において鉛や水銀などの有害な物質の使用制限しており、製造現場や受け入れ検査で確認が必要です。蛍光X線分析は、これらの有害物質を簡便かつ非破壊で調べることができます。

                        • 20µm
                        • 0.5µm

                        分野・カテゴリ

                        技術

                        製品名/シリーズ名

                        機能・役割

                        電池
                        X線回折

                        モバイル機器や電気自動車向けに、リチウムイオン電池の需要が高まっています。リチウムイオン電池の寿命を延ばすには、充放電中の状態を直接観察することが大切です。X線回折法により電池を開けずに充放電中の変化を確認することができ、より正確な評価が可能になります。

                        蛍光X線

                        リチウムイオン電池をはじめとした電池の特性を管理するためには、組成や不純物の管理が必要です。蛍光X線分析を用いることで、迅速かつ簡便に元素を調べることができます。

                        CT

                        現在主流であるLIB電池は主に正極材・負極材・セパレーターを巻き重ねた構造になっております。X線CTでは正確に巻き取られているか(巻きズレがないか)、材料中に異物が含まれていないかなどの検査に用いられます。巻きズレや異物があると電池の破損、最悪の場合は電池の爆発火災などの重大事故につながる危険があるため厳重なチェックが必要です。

                        蛍光X線

                        限りある資源を有効活用するため、近年、電池のリサイクルが活発になっています。ハンディタイプの蛍光X線分析装置を使用することで、リサイクル品の元素をその場で検査することができます。

                                  分野・カテゴリ

                                  技術

                                  製品名/シリーズ名

                                  機能・役割

                                  鑑識/
                                  考古学/
                                  文化財
                                  X線回折

                                  出土品の化学組成を調べることで、製作技法の推定や生産地を再検討するための科学的根拠を得ることができます。

                                  CT

                                  数百年、数千年前の貴重な遺跡の内部を見たい時など、X線CTではモノを傷つけずに中身を確認することが可能です。一度壊すと復元不可能なモノも安心して確認できます。それが何かだけでなく、劣化状態の診断などにも利用できます。

                                  蛍光X線

                                  芸術品の元素を調べることで、当時の材料の出所や交易の経路を特定することができます。蛍光X線分析は貴重な芸術品を破損させることなく調べることができます。

                                  アスベスト
                                  遊離ケイ酸
                                  X線回折

                                  結晶質シリカの粉じんは国際的にも発がん性物質として認知されています。試料に含まれる極微量の結晶質シリカのみを迅速かつ確実に分析する方法として、X線回折法が注目されています。厚生労働省の規定値の 1/10 の濃度の結晶質シリカを検出することが可能です。

                                  土壌、河川
                                  蛍光X線

                                  環境モニタリングは、水質や土壌の汚染レベルを監視することを目的としています。蛍光X線分析は迅速かつ簡便に元素分析できることから多点の分析評価に貢献しています。

                                  宇宙
                                  熱分析

                                  「はやぶさ2」で採取された小惑星「リュウグウ」の試料を熱分析装置で測定すると、発生するガス種発生温度、総量を知ることができます。これらの測定結果は地球や太陽系惑星の起源調査に一役買っています。

                                  蛍光X線

                                  惑星の進化や地球の構造の研究において、岩石や鉱物の元素の分析が重要です。近年、リガクは「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」試料の元素分析を行い、酸素や炭素を含む20元素の元素組成を明らかにしました。

                                  蛍光X線

                                  リガクは、NASAの探査機「オシリス・レックス」が採取したB型小惑星「ベンヌ」の砂粒を分析しました。この分析により、「ベンヌ」の歴史や小惑星「リュウグウ」との共通点や違いを発見することが期待されています。

                                        • 20µm
                                        • 0.5µm
                                          • 50µm
                                          • 0.5µm
                                          • 30µm
                                          • 20µm

                                          分野・カテゴリ

                                          技術

                                          製品名/シリーズ名

                                          機能・役割

                                          高分子
                                          (フィルム)
                                          X線回折

                                          X線回折で測定することで、高分子フィルム材料の機械的強度や透明性を、非破壊で評価することができます。

                                          熱分析

                                          熱分析装置では、ポリマーのさまざまな熱的特性(融点、膨張率)や発生ガス分析を調査することが可能です。ポリマーの適切な使用条件や廃棄処分方法の検討に役立ちます。

                                          高分子
                                          (樹脂)
                                          CT

                                          強度を高める、軽量化を目指すなど樹脂の使用用途は拡大しています。X線CTでは樹脂中の強化繊維の状態を観察したり、内部の空隙を定量的に評価する用途に用いられます。品質を向上しつつ、生産効率を上げてコストダウンを図り、「良いモノをより安く」に貢献します。

                                          セラミックス
                                          X線回折

                                          セメントの硬化時間や強度といった性質を正確に把握するためには、精度および正確度の高い分析が必要となります。X線回折を用いた定量分析は、迅速かつ簡便な手法としてセメントの研究や品質管理で普及しています。

                                          蛍光X線

                                          セラミックスは用途合わせた特性を得るため、厳格に組成の管理がされています。蛍光X線分析は固体をそのまま分析が可能であるため、品質管理用途として使用されています。

                                          熱分析

                                          セラミックスは非常に高温で焼成される部品です。品質の高いセラミックスはバインダー(結合剤)を効率よく除去する必要があり、熱分析装置は複雑な製造過程のシミュレーションに一役買っています。

                                          金属
                                          X線回折

                                          新規金属材料開発では、目的とする物性を持つ金属材料を得るために、様々な温度・雰囲気下で評価を行う必要があります。水素、アンモニア、水蒸気などの特殊雰囲気下で加熱した場合の結晶相変化を詳細に観察することができます。

                                          蛍光X線

                                          めっきの膜厚や金属の組成の管理は、製品の機能性を確保する上で必要です。蛍光X線分析は試料をそのまま測定できるため、金属の製造業界で広く使われています。

                                          蛍光X線

                                          限りある資源を有効活用するため、近年、金属リサイクルが活発になっています。ハンディタイプの蛍光X線分析装置を使用すれば、リサイクル品の元素をその場で検査することができます。

                                          熱分析

                                          熱分析装置では、金属の熱的特性(変態点、融点、膨張率)を調査することが可能です。金属はさまざまな環境下で利用されますが、使用目的や使用環境に合わせて適切な金属を選択するためには熱的特性の情報が必須となります。

                                          鉱物
                                          X線回折

                                          惑星の進化や地球の構造の研究において、岩石や鉱物の組成と分子構造の分析が日常的に行われています。X線回折法により、鉱物相の成分やその組成を調べることができます。

                                          熱分析

                                          鉱物由来のセメントは品質検査の為に精密な重量変化を得る必要があります。TG-DTAで得られる熱的特性値の他、組み合わせたGCMSから環境対策に重要なCO2量の測定が可能です。

                                          食品
                                          X線回折

                                          バターの味と食感は温度により大きく変化するため、生産者は常に良好な品質を維持するために油脂結晶の構造に注目しています。X線回折法とDSC(示差走査熱量測定)を組み合わせた同時測定によって、バターの結晶構造や融点などの特性を調査することができます。

                                          熱分析

                                          チョコレートのとける温度やチューインガムの柔らかさをはじめ、熱分析装置では食品の測定も実施されています。また、保存に適した条件や食品の口どけといった評価をする際にも役立ちます。

                                          CT

                                          「味覚」や「食感」を数値化することは簡単ではありません。X線CTでは様々な食品中の含有率や均一性、気泡のサイズや数といった項目を数値化することで高度な品質管理に役立ち、「おいしい」を届けられます。

                                          安全/安心
                                          携帯型ラマン

                                          世界で拡大するテロの脅威を未然に防止するため、警察・税関・自衛隊などのセキュリティー分野で使用されています。化学兵器や爆薬、またそれらの前駆体を容器などに入った状態のまま検出可能で、危険性をその場で判断できます。

                                          携帯型ラマン

                                          税関や麻薬取締機関などで使用されており、麻薬・覚せい剤・違法薬物を特定することが可能です。容器越しに非破壊で内部物質を検査できるので、証拠品を滅失する心配がありません。