2024年2月1日
株式会社リガク
DD法とは、X線回折法を用いた汎用の定量法であり、各結晶相の化学組成データのみで重量比を計算できる画期的な技術です。高い結晶性から低い結晶性の物質、さらには非晶質物質まで、どのような状態の物質が混在していても無制限に適用可能です(注1、2)。
本独自技術については6件の基本特許をはじめ、改良や関連した14件の特許を日本・米国・欧州・中国・豪州で登録し構築済であり、更に17件の特許をグローバルに出願中です。
これら特許技術を正しくご利用いただくことで、画期的な定量法であるDD法がお客さまのお役に立つものと確信いたしております。
不明点等ございましたら下記窓口までお問い合わせください。
【登録商標】
- 日本:DD法、Direct Derivation Method、DD Method
- 英国/中国/韓国:DD Method
【基本特許】
JP6231726、US10962489、DE3425379、NL3425379、CN109073574、AU2016395998
【関連特許】
JP7015067、JP6930737、US11841334、US11402341、DE3667304、NL3667304、CN111033246、AU2018315828
【お問い合わせ先】
株式会社リガク X線研究所 石塚利博
電話番号:08043897604
メールアドレス:t-ishizu@rigaku.co.jp
(注1)
- Toraya . H.(2016)J.Appl.Cryst.,49,1508-1516.
- Toraya . H.(2017)J.Appl.Cryst.,50,820-829.
- Toraya . H.(2018)J.Appl.Cryst.,51,446-455.
- Toraya . H.(2019)J.Appl.Cryst.,52,520-531.
- 虎谷秀穂「新しい定量分析法 the direct-derivation method の基本原理」リガクジャーナル50(2)(2019年)30-36
- Toraya,H&Omote,K(2019) J. Appl. Cryst.,52, 13–22
- Toraya, H. (2020) J.Appl.Cryst.,53, 1225–1235
- Toraya, H. (2021) Powder Diffraction ,36 (3),159-168
- Toraya, H. (2022) J.Appl.Cryst.,55, 439–441
(注2)DD法のアプリケーション掲載
- DD法による医薬品原薬の定量分析
- DD法によるガラスの定量分析
- DD(Direct Derivation)法による3成分試料の定量分析
- DD法によるγ‐アルミナの定量分析
- DD法によるでんぷんの定量分析
- DD法による結晶多形の定量分析
- DD法による原薬の微量不純物の定量下限
- DD法による食塩の味の数値
アプリケーションノートはリガク会員サイト(日本語)よりご覧いただけます。