
このたび、京都大学 理事・副学長・高等研究院 特別教授の北川進教授が、金属―有機構造体(MOF)の開発によりノーベル化学賞を受賞されました。リガクは長年にわたり、X線を用いた分析機器を通じて、京都大学・北川研究室の研究を支援してまいりました。北川研究室では、単結晶構造解析装置や粉末X線回折装置など、リガクの各種装置をご活用いただき、物質の精密な構造解析および多孔性材料の創出において数多くの成果を挙げられています。
さらに2025年9月には、京都大学 高等研究院 iCeMS(アイセムス)内に「リガク/日本電子-iCeMS イノベーションコア」が設立されました。この新拠点では、Rigakuの電子回折装置「XtaLAB Synergy-ED」などを活用し、極微小結晶の構造解析や新材料の研究が進められています。産学連携によるこの取り組みは、構造科学のさらなる発展と社会実装を目指す重要なステップとなっています。
リガクの装置は、北川研究室をはじめとする多くの研究現場で活用されており、分子レベルでの構造解析を可能にすることで、先端研究を技術面から支えてきました。
これからも科学技術の力で社会課題の解決に挑む研究者の皆さまとともに、「視るチカラ」で未来を切り拓いてまいります。詳細は下記リンクをご確認ください