H.Iさんは2021年に中途採用で入社し、生産管理を担当しています。コロナ禍で落ち込んだ医療系の業界から、将来性を感じてリガクに入社し、ものづくりの面白さを実感する日々をおくっています。
これまでの経歴とキャリア
インタビュアー:まずはご出身について教えていただけますか?
H.Iさん:山梨県南アルプス市出身です。山梨といえばフルーツが有名で、特にすももが名産品です。
インタビュアー:学生時代はどのようなことを学んでいましたか?
H.Iさん:学生時代は主に災害の危機対策について学んでおり、卒業論文は富士山が噴火した場合の危機対策でした。災害発生時にどのようなリスクがあるのか、そしてそのリスクをどのように回避・リカバリーするか、備えるかが重要になので、現在の仕事でもイレギュラーが発生した際などに、培ったものが活かされています。
インタビュアー:前職や、リガクに入社したきっかけも教えていただけますか?
H.Iさん:リガクを知ったのは転職サイトです。以前は医療機器メーカーでしたが、ちょうど医療系の時期にコロナウイルスの影響で業界が落ち込んでしまったことから、将来性と勢いのある会社に転職したいと思い、リガクへの入社を決めました。
インタビュアー:やはり機械や製造にご興味があったのでしょうか。
H.Iさん: もともと、ものづくりが好きで、高校の時は美術部だったり、大学の時も写真部でした。何かを1から作り上げることが好きなので、それが今に繋がっていると感じます。
インタビュアー:入社からのお仕事について教えて下さい。
H.Iさん:2021年11月に今と同じ生産管理課に配属され、入社1年目は製品の部材調達から出荷までを管理するオーダー業務が主な仕事でした。具体的には、製品がスムーズに出荷されるよう、必要な部材を調達し、製造現場と連携して工程を進めていく役割を担っていました。
インタビュアー:2年目以降、仕事においてターニングポイントになった出来事があれば教えてください。
H.Iさん:2022年5月に別の新しい機種の装置オーダー業務も兼任することになりましたが、それまで扱っていた装置とは全く異なるため、1から多くのことを学ぶ必要がありました。しかし別機種だからこそ学べる点も多く、新たな視点や知識の習得に繋がりました。
また同年8月には、これまで部材調達から出荷までを担当していた装置について、受注から売上までを任されるようになりました。今までは部材調達~出荷までだったので、本当の意味で装置を任されることになった印象でした。より一層、ものづくりを実感することができ、装置に対する責任感や愛情を持てるようになりました。
現在のお仕事とこれからのこと
インタビュアー:現在はどのような業務を担当されていますか?
H.Iさん:装置が受注されてから売り上がるまでの工程管理です。希望納期に間に合うよう必要な部材を調達し、製造現場に指示を出し、さらにはお客様への搬入指示まで行っています。一連のプロセスを通して装置が完成し、最終的にお客様の手元に届くまでを見届けるのが私の仕事です。
インタビュアー:1台の装置が出来上がるまでの期間はどのくらいですか。
H.Iさん:私が担当している3〜4種類の装置は全て4〜5ヶ月程度ですが、もっと時間がかかる装置を担当している人もいます。
インタビュアー:この仕事の面白さややりがいを教えてください。
H.Iさん:やはり、製品の受注から売上まで、ほぼすべての部署と関わりを持てる点がこの仕事の面白さですね。様々な部署の人と関わりますが、各部署で色が違うので、その部署ごとの状況に関心と理解を寄せるよう努めています。最後の検査場にはよく顔を出しており、できるだけ早い段階で何かあったら気づくよう努めるようにもしています。
また、私が担当する装置は病院や研究施設で使われることが多く、客先は誰もが聞いたことがあるような大手企業が多いので、その大手企業が何かを成し遂げる際に、その一端を担えているのだと思うこともやりがいの一つです。
インタビュアー:今後の目標や挑戦についても教えて下さい。
H.Iさん:現在は主に生産管理を担当していますが、組立や検査業務など、これまで直接関わることのなかった業務にも挑戦していきたいと思っています。例えばよくあるのが設計変更です。その依頼が入ったとき今は検査部署に展開して対応してもらっているのですが、もっと理解を深めて多少のことは自分でも対応できるようになったら、よりスムーズに進めていけるのではないかと思っています。最終的には、どのようなイレギュラーが起きても冷静に対処できるプロフェッショナルになりたいです。
リガクでの働き方とワークライフバランス
インタビュアー:リガクでの働き方についてはいかがですか?
H.Iさん:リガクでは半休や1時間単位での有給利用、時差勤務、在宅勤務等が可能なので、自分の環境に変化があった場合でも働きやすいと思います。半休と時差勤務を組み合わせて利用することもできるので、柔軟な働き方ができます。また社内は皆さん結構面倒見がよく、相談しやすい環境です。直属の上司も穏やかで、公平な方で。成果に見合った評価をしてくださる風土があるのも良いですね。
インタビュアー:休日の過ごし方や趣味についても教えてください。リガクさんは各所、スポーツチームも多いようですね。
H.Iさん:最近は編み物にハマっています。特に、職場で使うひざ掛けを編むのが楽しみです。また私は所属しておりませんが、社内ではバスケットボールチームがあります。
インタビュアー:やはりものづくりがお好きなんですね。バスケットはゴールが玄関先にあったのをお見かけしました。各拠点で様々な活動がありますね。会社全体の雰囲気や楽しさについても教えていただけますか?
H.Iさん:リガクでは、会社全体で常に改善や新しい挑戦を行っている印象があります。社員一人ひとりの意見が尊重されるため、働きやすさを感じる場面が多く、会社の進化や勢いを肌で感じることができ、頼もしく誇らしく思えます。また社員の身内がオリンピアンになった時に、応援バナーを作成したり、オリンピックのライブビューイングが催されたりするなど、面白いことを企画するなと思いました。
求職者の方へメッセージ
インタビュアー:社内風土の良さが伝わってくるエピソードですね。退職者の方も何年かに1〜2人と人事の方から聞き、少なくてびっくりしました。最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
H.Iさん:入って後悔する声はあまり聞かない会社です。わたしは他社を経験していますが、こういった声を周りから聞かないのは珍しいというか。やはり働きがいと働きやすさのある会社なのかなと思っています。成果が評価されるだけでなく、働きやすさも大切にしている会社です。仕事と家庭の両立が可能な職場環境で、ものづくりが好きな方には特にお勧めです。是非応募してみてください。
2024年9月現在